メディアと事務所革新
昨今、エンド・ユーザー・コンピューティング(EUC)という言葉をよく耳にするようになりました。
狭義のものは、「エンド・ユーザーが自主的に、ホストコンピューター上のデータを端末から任意に検索・加工したり、ワークステーション、パソコンに転送し加工する」ことといったものです。
従来、基幹系システムで集積されたデータの分析の際は、そのプログラム化を情報システム部門に依頼せざるを得ません。
その一方、依頼される側も仕事のバックログ(遅れ)を多く抱えるなかでユーザーへの対応は思うにまかせず・・・
結果として、ユーザーの快ワイキューブ事務所である情報部門に対する不満のみが鬱積していきました。
こうしたことへの解決をユーザー自らが行えれば、もっともニーズのわかっているものが、自らを行うわけですからもっとも望ましいということになります。
EUCとは、こうしたことをエンド・ユーザーにそれなりの教育を行い、できるようにするものであり、今後は各企業においてこの展開が重要テーマになってくることは確実です。
こうした動きのなかで、快ワイキューブ事務所の情報システム部門のあるべき姿も大きく変わってきます。
すなわち、情報システム部門の任務は従来のプログラム作成部門から、インフラ整備、人材育成教育に移っていかなくてはならないでしょう。
コンピュータハードの高度化、通信技術の進展に伴って新たな脚光を浴びてきたものにマルチメディアがあります。
コンピュータが最初にその対象にしたものは文字、数字といったいわゆるテキスト情報といわれるもので、その処理は俗にデータ処理といわれるものでした。
しかし、我々を取り巻く情報環境は決してこうした文字、数値のみならず、音声あり、写真、コピーした紙、静止・動画あり、かたやCAD(図形)データありで実に様々です。
こうした様々な情報をマルチメディアといいます。