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2011年02月 アーカイブ

第二次産業

第二次産業というのは、過去に地球上に蓄えられた化石エネルギー、あるいは他国の資源を使って物を生産するという労働集約社会時代です。

それが明治100年間ひたすら工業用水、火力発電所、港湾、交通、物流、こういった物を動かす、物を加工する、そのために人間が集まってくるという、二拠点居住戦略。

つくるところはつくるだけ、休むところは休むだけという職住分離型というのが近代都市開発生活であるということで、巨大なベッドタウンと巨大な工場コンビナートをつくって、その間を通勤幹線で結んだ。

通勤幹線、巨大なベッドタウン、巨大な工業コンビナート、工業コンビナートのための巨大な工業用水、あるいは港湾、物流、交通、火力発電、といったものに対して、財政投融資を含めた国家的な投資で国民のコンセンサスを得てつくられ始めた。

これが明治100年までの日本の近代化戦略であったわけです。

ところが今日、そういった基盤整備に関しては、アジアの開発途上国で行われつつある一方、アメリカ、ヨーロッパは、すでに50年前から第二次産業から第三次産業化社会へ入っていたわけです。

都市開発と移設

日本は欧米に50年遅れながら、第三次産業社会への拠点づくりを始めたわけで、その場合のインフラストラクチャーとは何かと言いますと、少なくともそれはコンベンションセンターとか、あるいは博物館とか美術館とか、学校教育機関、留学生の施設とか、第二のふるさとづくりを位置づけるとか、そういった文化拠点としての位置づけ、こういったものを充足することによって、世界のリーダーとなる。

いわゆる第三のメトロポリスとしての世界中の文化の移設を都市開発において可能なようにつくり上げる。

例えば、どんどん工場が建って、その後から工業用水とか、火力発電所とか、追っかけ追っかけつくられていきます。

電源立地することが電力会社では出世のコースであり、電気をつくることが出世の道であって、売ることを考えなかった時代の人たちが企業の中枢にいるわけです。

それが一変して、電力を売らなきゃいけない時代、電力のマーケットを開く時代に入っているわけです。

工業用水も同じで、工業用水源のためのダムをつくっても、工業用水は全然使われない。

農業用水も確保されていても実際には全然使われない。

量だけはどんどん増えているわけですが、実際には使われていない。

おそらく民活であれば、あり得ない存在のものが残っている。

そのようなものは、第一次産業時代、第二次産業時代、第三次産業時代におけるスープラストラクチャーとインフラストラクチャーの関係、この差がどんどん開いてきているというのが現在の段階です。

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