都市開発設計 2
かつては河川改良しながら、運河を掘って、その土を陸地へ持ち上げ、土と水を区別しながら、都市開発の町をつくった歴史があります。
運河を掘るというのは、治山治水で水を低きにつけることによって陸地を確保したというのが運河を掘る意味でもあったわけです。
同時に、それは農地をつくるための施策でもあったわけです。
現在、年間5億トンの物流が都市開発に揚がっています。
もし5億トンの物流を全部東京湾に埋め立てますと、100年足らずで東京湾は埋まってしまいます。
現在、東京湾は毎年約1000万立米の埋め立てをしたいわけですが、実行されていません。
産業廃棄物は地方自治体は扱いませんから、こっそりと、埼玉県、神奈川県、新潟県、福島県等の谷を埋めに行っているわけです。
海が埋められなければ、陸の見えないところで日本の自然が次々とつぶされていっているわけです。
こういった事実は明らかにされていないわけですけれども、民間に任せたインフラストラクチャーというのは危険があるわけです。
本来、だれも所有しないものをごみと定義するわけです。
物流で資産価値のある間は資源ですが、使い終わって捨てた"ごみ"は、だれも所有しないものです。
しかし、物的なマスはあるわけです。
それをどこかに捨てなければいけない、処分しなければいけないわけです。